第568回大会【新年会】はカラーコーディネーター杉原久美恵女史を迎え京都ブライトンホテルで開催されました。
<講師講演>
カラーコーディネートについてお話頂いた後、3名の方の色の適正を判断して頂きました
■色の重要性
色を大切にしていらっしゃいますか。日本では色、つまりカラーに関する意識が低いようです。一方アメリカでは、有名な話ですがケネディ大統領の時代からカラーコーディネートという概念があり政治に大きく影響していました。カラーというと女性の方に対してアドバイスする機会が多いのですが、男性の場合でも重要であることがわかると思います。最近では男性も髪をカラーリングする方が少しずつ増えてきました。服装の自由度が高まるにつれてビジネスシーンでも色の演出が重要になってきます。何事も第1印象を良くする事で仕事もコミュニケーションも良くなります。
■色を変えると人が変わる
人間には個人それぞれにあった色があります。同じ色でもトーン(色の明暗・濃淡)が変わると印象も変わります。例えば、その人自身が引き立つので声を掛けられやすくなります。集合写真でも際立って見えたり、雑踏の中でもすぐ見つけられるほど変わります。つまり、色は私達のプラスのパワーを引き出してくれる能力があります。さらに、工夫次第で若く見せたり親しみやすく見せたり、逆に威厳のあるように見せることも出来ます。色というのはそれだけ人を生き生きさせるパワーを持っているのです。
■カラーコーディネート実践講座
色は春、夏、秋、冬の大きく4つの季節に大きく分けられます。それぞれの季節によってコーディネートする色も、
それに該当する人の性格も変わってきます。
<会場では実際に体験者(男性2名、女性1名)に似合う色の季節(分類)を分析しました。>
春タイプ:黄み・あざやか・明るい
性格:ほごらか、冗談が好き、盛り上げ役
服装:カジュアル・スポーツ・キュート
秋タイプ:トーンダウン・しぶい色
性格:マイペース・お世話上手
服装:落ち着いた雰囲気・大人っぽさの演出
夏タイプ:青みに白を加えたもの
性格:まじめでやさしい
服装:カジュアルは似合わない、エレガントが似合う
冬タイプ:白、黒、はっきりした色
性格:メリハリのある・存在感がある
服装:濃淡をはっきり
ネクタイ一本でも口紅でも自分にあった色を使うことはとても重要です。ビジネスの上でも実生活においても色は私達を生きいきと輝かせてくれます。赤色は食欲を増やしてくれたり、黄色は集中力を高めたりと色には様々な効果があります。生活の中の色を少し見直してみてはいかがでしょうか。
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