自衛隊に対しては好意的であると自負いたしておりましたが、佐藤隊長のお話に改めて最敬礼の思いです。
第574回9月大会にお招きした自衛隊一等陸佐:佐藤正久氏のご講演は、テレビや新聞では分からない、復興業務の活動・苦労や現地の様子が伝わってきます。
講演会終了後、メンバーからは「税金が無駄に使われるのは腹立たしいが、自衛隊の支援活動に、税金を納める意義を改めて感じた。」「自衛隊の素晴らしい活躍・活動・精神を一人でも多くの人に伝えたくなる」などの声が寄せられ、参加した人の心に熱い想いを喚起させるものがあります。
私自身、あれほどの感動を憶えたのは今までに何回あったかと思うほど、心の底から熱くなるものが込上げて来ました。
"感動をありがとう"の意味を、身をもって味わえたと言うか、体感できたのです。素晴らしい感動は心を熱くし、たとえ熱さが冷めても、心の中に清々しさと満ち足りた気分が漂います。
そして、何よりも自衛隊の活躍と存在に、日本人であることの誇りを感じました。
日本の一部の人達の中には、自衛隊に対しての偏向・偏見をお持ちの方もありますが、そのような人達にこそ、是非、聞いてもらいたいお話です。
今回の「自衛隊イラク派遣」の是非を論じる前に、日本人として「自衛隊の真の活躍・活動・姿」を先ずは「知る・理解」しようとする姿勢を持つことが必要ではないかと思います。
報道カメラマン・宮嶋茂樹氏の写真集に「渋谷でガキが遊び呆ける間に、政治家が安心して料亭通いができるよう、誰かがやらなければならない・・・」このキャプションが付けられた写真は、陸上自衛隊・レンジャー訓練中の隊員の姿を撮らえたものです。飲まず・食わずの不眠不臥、その上、重い武器を担いで過酷な訓練に耐える隊員の姿に、思わず胸が熱くなったことがあります。
有事に備え、日夜厳しい訓練に励んでおられる自衛隊員の皆様に、心から敬意を表したいと思います。
佐藤隊長、素晴らしいお話を本当にありがとうございました。
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